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汗によるべたつきは不快なものです。スポーツ時など汗を多量にかく場合と、汗のかき始めや日常で汗をかく場合を想定して、水分の蒸散性について調べました。
多量発汗時(図4)、汗のかき始め(図5)ともに、「吸汗速乾」の表示に関わらず、ポリエステルの割合が高いものほど速く乾く傾向にあることがわかりました。
綿とポリエステルの商品では多量発汗時ではNo.8が速く乾き、汗のかき始めではNo.5が早く乾きました。これらはそれぞれ、「洗濯後の乾きが速い」、「吸汗」と表示されており、表示で示された機能と実際の機能が異なったことから、これらの表示の定義が統一されていないことがうかがわれました。また、綿100%で「吸汗速乾」と表示されたもの(No.1、2)は、対照品(No.3)と比べて蒸散性に劣りました。
10回洗濯後では、ポリエステルの割合が多いものでは蒸散性が低下する傾向にありました。特にNo.9の変化は大きく、洗濯に対する耐久性が良くないことがわかりました。
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