2000年10月1日、山口県小野田市
クイックシルバー社製トップマウント式ULP不時着

今月、2000年10月1日に山口県小野田市でクイックシルバー社製トップマウント式ULPの不時着事故が発生しました。この件ついて日本航空協会航空スポーツ室より提供して頂いた情報を以下に記します。

 
事故発生日時:2000年10月1日 日曜日

 事故発生場所:山口県小野田市

 機体データー:クイックシルバー社製トップマウント式ULP

 搭載エンジン :ROTAX社製582エンジン


事故概要
 今回の不時着事故の原因はエンジン停止によるものと推測される。エンジン停止の原因は燃料ポンプとパルスフィッティングを接続するチューブがパルスフィッティング側クランプの上部で切断しエンジン停止に至った為と推測される。



以上 日本航空協会航空スポーツ室より 


 当社の見解として上記に補足致します。エンジン停止原因の説明についてですが、燃料ポンプとパルスフィッティングを接続するチューブ(燃料チューブ)が外れる事により、燃料ポンプが作動しなくなり、キャブレターへ燃料が供給されず、エンジンが燃料不足により停止します。
注意!
 燃料ポンプとパルスフィッティングを接続する燃料チューブにはエンジン運行中、圧力がかかるため燃料チューブが老化していたり硬化していると、破断することがあります。他にも、チューブの肉厚が薄い場合も故障の原因となります。また、クランプも適合した物を使用しないとエンジン動作中に燃料チューブが外れる場合があります。
 以上の事は飛行前に点検し、もし不良になっている場合は新品と交換した方が良いでしょう。
by Yasuhiro