ROTAXエンジン管理システム
ROTAXフライダット


 ROTAXエンジン管理
 最近、超軽量動力機の事故原因で、エンジン管理不良によるエンジントラブルが関与している事が多く見られます。操縦者はエンジンの状態を恒に把握し、安全運転を心がけなければなりません。
 
しかしエンジンは、普通、外見や音だけではとても状態を把握できません。よって、多くの場合がエンジントラブルが発生してからの対処になってしまいます。これらを回避する為、又、早期発見の為にはどうしても、計器類の取付けが必要になります。
 従来のアナログメーターは普通、操縦者がエンジン運行状況を判断します。しかし、実際には操縦中、判断力が低下し、気がつかずに運行してしまいます。また、アナログメーターは使用頻度により、誤差等が生じてしまいます。


 以上の事は今まで、当然の様に考えられていました。しかし、ロータックス社で開発されたフライダットはそれらを覆しました。
 ロータックス社純正フライダットはロータックスエンジン専用のエンジン管理システムです。これは、内蔵されているコンピュータがそれぞれのセンサー等よりエンジンデータを認識し、正確にデジタル表示し、異常が発生するとランプ点灯にて警告します。それにより、運行中はこのランプ表示を確認していれば安全運行が出来ます。又、エンジン運行後2時間前までのエンジンデータをそのコンピュータ内に記録します。そのデータは打出す事が可能な為、定期的に行うと、より運行状況が把握できます。
 フライダットは衝撃や振動にとても強く、長期使用にとても優れています。エンジンにフライダットのセンサー類を取付ける場合、最近のエンジンは加工無しで取付可能です。
 安全飛行の為にも是非御検討下さい。

     ROTAXフライダット
正面斜め上部 上 部

フライダットパネル実寸
パネル表示説明
@エンジン回転計 A運用時間 B排気ガス温度PTO側 C排気ガス温度MAG側 Dシリンダーヘッド温度PTO側 Eシリンダーヘッド温度MAG側 F冷却液温度 G周囲外気温度
1)ROTAXフライダットとは
 ROTAXフライダットとは、ROTAX航空機用エンジンを管理する為に開発された、エンジン管理システムです。
 フライダットはエンジンの運用情報を表示し、そのデータを記録します。例えるなら、ジャンボジェット機のフライトレコーダーの様な機能を所有してます。それにより、更にエンジンの状況を把握でき、エンジントラブルを事前に回避できる可能性が非常に高くなります。


2)ROTAXフライダットの性能
 他の航空計器類と比較して対振動性能が高く、エンジンデータを約1秒毎に更新表示します。たとえ、その数値がわからなくてもエンジンに異常が発生した場合、赤ランプが点灯して知らせてくれます。(表示エンジンデータ内容は以下参照)そのため赤ランプが点滅した時、すぐに安全な場所等に着陸後、エンジンを停止すればエンジンの破損を防ぐ可能性が非常に高くなります。

3)ROTAXフライダット御利用について
 フライダットには御客様が使用しているエンジンデータを入力します。それをもとにフライダットが運用状態を認識します。(データ入力は必ず販売元にて行われます。)当社では、御購入して頂いた御客様には無料でその後のデータ打出を行っております。その際、御利用されているフライダットを当社へ送付して頂ければ、即日返送致します。(当社着が平日の場合)フライダットの取外しは通常10分位で行えます。
 フライダットのデータ読出しは専用のラダットにて行い、DOS/Vのプリンターを使用して打出しをします。データ入力はJUAにて行います。その為、エンジンを載せかえられた場合は、当社へ送付頂ければデータ変更を無料で(ただし、当社にてフライダットを登録されている場合のみとさせて頂きます。)致します。


4)ROTAXフライダットデータ概要
対応エンジン: SCDI,DCDIの全エンジン、912・914含
(ポイント方式には使用できません)
重 量: 約0.5kg
機 能: エンジン回転数等(下記参照)の現在値の表示
運用時間の計算・メンテナンススケジュールの表示
限界の管理・警報出力・センサーの制御
自動制御・各チャンネルの最大値の記録
全チャンネルの最終値の記録
各チャンネルの限界値に対する最初の超過値の記録
補助装置に保管された情報の記録
警告及び警報限界に対する視覚的、又は聴覚的な信号
ディスプレイ: バックライト付液晶ディスプレイ
供給電力: 12V直流(最小11.8V 最大15V)
消費電力: 最大0.5A
超過電圧保護: 20V短絡(ヒューズ切れ)
ヒューズ: 3A
警報出力: 12V直流、0.5A最大
運用温度: 0℃〜60℃
保管温度: -20℃〜60℃
振動限界: 振幅=最大0.36mm 加速度=最大5G
周波数=10〜500Hz
衝撃限界: 最大50G 衝撃継続時間=11ms
永続衝撃限界: 最大10G 衝撃継続時間=6ms
 

 
by Yasuhiro