ニコン COOLPIX5000
 COOLPIX5000
(a)第一印象(2001.12.13)
 パッケージから取り出しての第一印象は、とにかく小さい!ということでした。雑誌の記事などで大まかにサイズはわかっていたつもりでした。レンズ鏡胴が大きめなので、カメラ全体もやや大きい印象を持っていたのです。しかし小さい!そして軽い! ちょうどCOOLPIX880を見た時の印象に似ていました。特に500万画素機とは思えないほどの薄いボディはインパクトがあります。回転する液晶モニターを備えているので、ボディに加え余計に厚さがあるものだと思っていたのです。そしてCOOLPIX990のグリップと同等のものを想像していたため、ボディも小型の一眼レフ並みだと思いました。しつこいようですが、それにしても小さいんです(^^;)COOLPIX5000後ろ
 そのためというか、絶妙なタッチだったCOOLPIX990に比べるとグリップはややもの足りません。ちょうど富士フイルムのFinePix6900Zのそれに近い感じです。すると、当然のごとく各ボタンやファインダーなども小さくなります。液晶モニターは従来と同じ1.8インチですが、見た目には小さくなった印象です。光学ファインダーは、手前に液晶モニターがあるので鼻の頭が触ります。見やすさではCOOLPIX990の方がよかったです。しかしステータスモニター(カメラの情報を表示するモノクロ液晶画面)は上面から手前に移ったおかげで実用的になりました。でもこの画面も小さく、表示は見にくくなりました。比較的余裕のあったCOOLPIX990の本体裏のスイッチ配置に比べ、同等のスペースに光学ファインダーやステータスモニター、そして回転液晶モニターがひしめき合っていて、かなり窮屈な操作になります。ただし基本的な操作性そのものはCOOLPIX900系で熟成されたものでよく考えられています。COOLPIX5000ボタン
 これまでモニターの下に並んでいたフラッシュやマクロなどの設定ボタンが、モニターと十字キーの間に並んでいます。これが実に押しにくい!(^o^; 代わってモニターの下に並ぶボタンはクイックビューやメニューになりました。このメニューボタンはCOOLPIX990の方が押しにくくてレスポンスも悪くイライラさせられたので改善とも言えます。しかし十字キーとモニターの間に並ぶボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すこともあるので、どうやって使いこなそうか悩みの種ですね。ソニーなどのようにボディの左側に並べてくれた方がよかったです。
 シャッターの周りに電源スイッチがあります。ちょっと指の係りが悪くてしかもストロークは長めです。シャッターボタンそのものは若干ストロークが浅くなったものの、ニコンらしく感触はいいものでした。露出補正とモード切替のボタンは少し大きくなったものの、ダイヤルとの距離が短いのでボディを左手で支えないと回しにくいです。新たに「FUNC.」(ファンクション)ボタンが作られました。これまで電源スイッチでオートとマニュアル、再生を切り替えていましたが、それぞれ全く別の操作になりました。再生と撮影の切り替えは専用のスイッチになったため切り替えがしやすいです。しかしフルオートモードとマニュアルモードの区別はなく、ファンクションボタンで1〜3のカスタムNo.に切り替えます。慣れるまではちょっと戸惑うかも知れません。あらかじめNo.1〜3にホワイトバランスや測光モードなどを記憶させます。そして状況に応じてカスタムNo.を変えます。私のようにコンバージョンレンズを頻繁に使う人には、カスタムNo.でコンバージョンレンズの設定を記憶させると、今までのようにMENUを開いてからの操作がいりません。
 液晶モニターにはモニター下部のボタンの機能を表示するため、今まで以上に情報が画面を覆います。モニターは上下左右に自由に回転できます。これまではレンズの方を回転させていました。これはこれで、ローアングルからの撮影には重宝します。しかしいざ縦位置で撮ろうとすると上下だけの回転レンズは意味がありません。しかしCOOLPIX5000のモニターなら地面すれすれからの縦位置撮影も難なくこなせます。ただ、上下に回転させるには一旦ボディの左側に出す必要があるのはちょっと面倒かも知れません。モニターを裏返して収納すれば画面を痛めなくて済みます。ボディ自体はマグネシウム合金製なので質感はいいのですが、このモニター部分は頻繁に触る部分にしてはちょっと樹脂っぽさを感じてしまいます。またボディからモニターを起こす際もやや指のかかりが悪く、起こしにくいです。

COOLPIX5000モニター

 電源を入れると沈胴式レンズが繰り出します。非常に素早い動きで起動時間もそれほど遅くは感じません。レンズが繰り出してからモニターが点灯するまでに2秒ほどかかる分がもどかしいといったところで、実際の起動時間は約4秒程度です。ただレンズが動く際の「ぎー」という音はちょっと耳障りです。
 ストラップを取り付ける金具は左右に二つあります。しかも三角形なので一眼レフなどに使う幅広のものが使えます。メディアの取り出しや電池の交換は従来とそれほど変わりません。バッテリは専用のリチウムイオンになりました。オプションで大容量のバッテリーパックが使えますが、一眼レフ機のバッテリーパックのように下部に大きな塊をぶら下げる格好になるのが気になります。単3型ニッケル水素充電池を6本入れられる汎用性と大容量はいいのですが、収納性と持ち運びに困りそうです。とりあえす予備のバッテリーを用意する方が現実的かも知れません。付属のバッテリーでも、液晶モニターを点灯させた状態で100枚を撮れることになっています。
 とにかく第一印象は小さいこと、右手周りの操作性に難ありなことでした。しかし本当に500万画素もあるのかなこのカメラ(^.^;
(b)テスト撮影 その1(2001.12.14)
 早速COOLPIX5000を持って馴染みの場所で撮影してみました。画像をクリックするとオリジナルの画像を見られます(かなり大きいです(^^;)
サンプル1 サンプル2 サンプル3 サンプル4 サンプル5
ワイド端28mm相当 テレ端85mm相当 500万画素の解像度 シャッター速度1/2000秒 強力なマクロ
 しつこいようですが、COOLPIX990より小さく軽くなったため持ち歩きは大変楽です。第一印象であげたグリップの感触は実際に使ってみるとそれほど苦にはなりません。小さなボディなので左手の置き場に迷います。とりあえず鏡胴を一眼レフのように鏡胴を持つと安定します。シャッターボタン周りのボタンは比較的扱いやすいのですが、予想通り十字キーの左側のボタンは押しにくいです。ストロボやフォーカスモードの切り替えは右手の親指だけでできるのですが、マニュアルフォーカスにした時に「AF」ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回す操作が今ひとつです
 液晶モニターは日光の下では当然見にくくなります。しかしこれは従来機から比べてもそれほど差はありません。モニターの表面に反射防止膜のようなものがコーティングされているように見えます(ちょうどカーナビの画面のような)。あんまりモニターの表面をこすると膜が痛みそうです。モニターの回転操作は思ったほど悪くはありません。ただ首から提げた状態ではモニターを左側に出したままぶら下げるのに気が引けます。
 シャッターの感触はそれほど差はありません。タイムラグを短縮したらしいのですがまだ実感できません。むしろ感心したのは、最高画質での連写性能です。私はいつも手ぶれやピンぼけによる失敗を恐れて、同じカットを複数撮ります。 そのときにCOOLPIX990では2枚撮ったところでメディアへの記録に数秒待たされます。しかしCOOLPIX5000では5枚ほど連写してもほとんど待たされずに次々とシャッターを押せました。この点は非常に快適です。
 ズーム操作は早くなりました。ただ先述のように「ぎー」という音の質がよくないです。一方コンティニュアスオートフォーカス(常にピントを合わせようとレンズが動く)モードでの音はかなり静かになりました。ただズームレバーに対するレンズの動きがややレスポンスを欠いています。微妙な画角の変化がしにくいかも知れません。
 さて画質です。まずは港での船やクレーンの解像度には驚きました(サンプル3)。ワイヤーの一本一本がはっきりわかります。遠くの建物も非常にキレイに写りました。ワイド端(サンプル1)では、COOLPIX990にワイコンを付けた状態(24mm相当)に比べ、28mm相当の画角は広さでも扱いやすいと感じました。24mm相当ともなるとちょっとワイドすぎるかな?と思うこともありますが、この28mm相当なら構図の決め方が楽だと思われます。一方テレ端(サンプル2)は85mm相当になります。決して望遠カメラではないことはわかっていますが、数m先の野鳥を撮るのにもやや物足りない感じです。欲を言えばCOOLPIX995のように4倍ズームにして欲しかったです。元々それほど明るいレンズではないのですから。ここでも遠景の解像度は素晴らしいの一言です。
 シャッター速度が1/4000秒まで対応するようになりました。明るい被写体に絞りを開けてぼかしたい時、今までの1/1000秒では露出オーバーになって絞らざるを得ませんでした。ただし1/4000秒を使えるのは、プログラムオートか絞り優先オートに限られ、ズームはワイド側で絞りを絞った時に使えます。他のモードでは1/2000秒までです。それでも撮影に幅が広がったことは確かです。(サンプル4)。
 元来ニコンのデジカメはマクロが強力です。COOLPIX5000でも、COOLPIX990同様2センチまで寄れます(サンプル5)。この作品のように背景のコントラストが強いとピントを合わせるのに苦労します。これはこのカメラに限ったことではありませんが、気を付けたいポイントです。こんな時のためにもマニュアルフォーカスの操作がしやすいといいのですが。マニュアルフォーカスにした時には、設定で「ピーキング」をONにするとピントの状態が分かりやすくなります。
 操作性はCOOLPIX990よりやや小さくなったボディ上のボタン操作がいまひとつなこと以外はそれほど問題はなさそうです。モニターに表示される情報がかなり多くフレーミングがしにくいと感じることはありました。画質はその驚くべき解像度には満足です。彩度の改善(?)も意外なほどでした(サンプルの空の色を見て)。今後はノイズリダクションやクリアイメージモードの効果を確認したいと思います。
(c)ちょっと気が付いたこと その1
 三脚の中には、カメラを縦位置になるように直角に傾けられる雲台を備えたものがあります。カメラのシャッターボタンが下になるように右側が下になるものとその逆に傾くものの二種類のうち、注意すべきは前者です。COOLPIX5000は右側が下になると使い勝手自体が悪くなるのですが、それ以上に問題なのは液晶モニターです。カメラを縦位置に傾けた後でカメラが低いからとフリーアングルモニターを起こすとモニター上の画像が上下逆さまになってしまいます。モニターの付け根のところにスイッチがあってそれがOFFになるとモニターの映像を切り替えるようになっているのですが、もともとこのCOOLPIX5000はグリップを上にして縦位置を構えるようにできているためこのような仕様のようです。欠陥ではないのですがせっかくの三脚が活かせない可能性があるので注意が必要です。
 さて私はCOOLPIX990からCOOLPIX5000へ買い換えました。ニコンのデジカメはファイル名に「DSCN****.JPG」という連番を付けていきます。連番モードをONにしておけば、コンパクトフラッシュを入れ替えても常に連番が付いていくためパソコン上でもファイル名が重複せずに管理できます。しかしカメラ自体を買い換えてしまうとこの連番モードも関係なくDSCN0001.JPG」から番号が付いてしまいます。するとパソコン内に同じファイル名の違う画像が存在してしまって管理が面倒です。カメラを替えたのだからファイル名も最初からの方がいいという人は問題ありませんが、やはりうっかり上書きしてしまって貴重な過去の作品を消してしまいかねません。
 そこで連番モードメニュー内の「リセット」を使うことで解決できます。まずCOOLPIX5000で一枚撮ります。一旦パソコンに転送して削除します。パソコン内でその画像ファイルのファイル名を変更します。前に使っていたニコンデジカメで撮った画像ファイルの最後の名前に一つだけ足した番号でファイル名を変えるのです。そのファイルを再びCOOLPIX5000の所定のフォルダに戻します。そこで連番モードメニュー内の「リセット」を作動します。こうすることで、次に撮ったファイル名は連番に従って続きの番号で付けられます。
(d)不具合?COOLPIX5000調光センサー
 あちこちのサイトでCOOLPIX5000の不具合が話題になっています。最初に問題になったレンズの繰り出しの件はメーカーのファームアップで対応してきました。他に取り上げられているのがフラッシュの光量不足です。しかしこれもフラッシュの横にある「調光センサー」を誤って指で塞いでしまうことからのトラブルらしく、ちゃんとマニュアルにも記載されています。「AE-L/AF-L」ボタンを押すと塞ぎやすくなりますが、通常の使用では問題ありません。これは不具合ではなく不注意です。
(e)使用感 その1(2001.1.3)
 購入後ろくに撮影に出られなかったのですが、正月休みに富士山の撮影に持っていきました。しかしこの時点ではコンバージョンレンズを取り付けるためのアダプターチューブが入手できておらず、しかたなく望遠用にCOOLPIX990にテレコンバーターを付けたものを持参しました。さてこの日気が付いたことを羅列します。
<1> 新たに採用されたフリーアングルモニターは、予想以上に縦位置での撮影が楽。
<2> しかし液晶モニターは視野角が狭いのかカメラの背に背負った状態では見にくい。いちいち左側に出す必要あり。
<3> レンズキャップの脱着が非常に面倒。E990には前玉の前にプロテクターグラスがあったがE5000は直接前玉が露出している。アダプターリング(UR-E5)を介してプロテクタフィルターを付けることになりそう。
<4> バッテリーの警告インジケーターがかなり早めに点灯する。でもそこからまだ充分使えるので、警告灯は残量30%くらいでつくようだ。だからバッテリー交換のタイミングがつかみにくい。
<5> そのため頻繁にバッテリーを交換したくても三脚につけたままでは蓋が開閉できない(クイックシューでも同様)。
<6> マイクロドライブの画像を「削除」すると、コンパクトフラッシュの3倍近い時間がかかる(「フォーマット」は一瞬で終わるのに)。
<7> 夜景のように暗いものを撮る際、セルフタイマーとマニュアルフォーカスの連携がわかりにくい。同じボタンでフォーカスモードとセルフタイマーを設定するため、手順を間違えるとマニュアルフォーカスがキャンセルされてしまう。まずセルフタイマーをセットしてからマニュアルフォーカスを設定するのを忘れずに
<8> ズームボタンを誤って押してしまうことが多い。これは片手でのホールドが多いE990のように使うと起こしやすい。左手をしっかり添えて操作すればズームボタンも調光センサーも問題ない。
<9> あらためて十字キーの左側のボタンの使いにくさを感じる。無理にレンズの左側をそぎ落とすデザインではなく、1センチ程度ボディを伸ばしてそこにスイッチ類を配した方が使い勝手がいいはず。持ちやすいし。
<10> 大容量記録メディアを使い、画像サイズや圧縮率の設定によって撮影可能な枚数が999枚を超える時、液晶モニターには1000枚以上の正常な予想枚数が表示されるが、ステータスモニターには[999]までしか表示されない。
<11> やはり[FUNC.]ボタンはちょー便利! 設定できる項目が増えると尚いい。
<12> 液晶モニターが枠から段差があるため、角が汚れた時に拭きづらい(E990は「ツライチ」なのでOK)。
(f)お得情報(^^;)
 使ってみて、こりゃ便利だと感じたことです。
 起動時間が爆速なわけではないので、シャッターチャンスによってはもどかしく感じるかも? そんなときはまず「SET-UP1」の「パワーオフ設定」で「30s」(30秒)を選びます。こうすれば、起動後すぐにモニターが消えてカメラもほとんど電気を消費しない状態になります。じっさいにこのまま24時間置いてもほとんどバッテリーが減っていません。つまり撮影時には一旦電源を入れてパワーオフ状態にし、シャッターチャンスが来そうになったらシャッターボタンを半押しするかモニターボタンを押せば、2〜3秒で復帰できます。ただしパワーオフ状態でもレンズは出たままです。ぶつけたりして破損しないよう、できればワイドコンバーターを取り付けるためのアダプターリング(UR-E5)を装着し、先端にレンズ保護のフィルター(46mm径)を常用するのがいいでしょう。もっともテレコンバーターの脱着が面倒になりますが。
(g)アダプターリングCOOLPIX5000専用アダプターリング
 さていよいよCOOLPIX5000用のアダプターリングがそろいました。ひとつは「UR-E5」(写真右)、もう一方は「UR-E6」(写真左)です。
COOLPIX5000フィルター装着
 「UR-E5」はもともと専用ワイドコンバーター(35mm判カメラの19mm相当になる)を取り付けるためのものです。しかしCOOLPIX5000は沈胴式レンズのため、使用時には繰り出したレンズにち手がかかりがちです。誤ってぶつける可能性もあります。光軸が狂うなどレンズユニットを破損しかねません。
 そこでこの「UR-E5」を取り付けます。さらに先端にレンズ保護用に透明なフィルターをつけます。こうすればレンズの保護にもなりますし、レンズ表面のホコリやキズも防げます。他のコンバーターとの脱着が面倒ですがレンズの破損には代えられません。こうすることでCOOLPIX5000に一般のカメラ用のフィルターを装着できます。PLフィルターやNDフィルターは大変効果的なので「UR-E5」はレンズ保護とフィルター装着用に常用する人も増えています。またこのフィルターの先にレンズフードを付けることもできます。ただし広角レンズなのでケラレに注意が必要です。
 もう一つの「UR-E6」はテレコンバージョンレンズ、フィッシュアイコンバージョンレンズなど、従来の28mm径拡張レンズ群をCOOLPIX5000に装着するためのアダプターリングです。そもそもCOOLPIX5000のリング取り付け径は46mmあります。そこへ28mm径のコンバージョンレンズを取り付けるためには口径を変換しなければなりません。このリングは46mm→28mmへ口径を縮小します。そのため「UR-E6」を装着したままズームを広角側へシフトするとけられてしまいます。あくまでテレコンバージョンレンズなどのためのものであり、常用したりフィルターを付けるものではありません。それにしてもこのアダプターリングを使ってコンバージョンレンズを付けたさまはいまひとつ格好がよくないですね(^o^;

COOLPIX5000テレコンバーター装着

 ところでCOOLPIX5000は先述の通りレンズが電源オンとともに繰り出します。そのためカメラを保持する時に左手で繰り出したレンズについ手がかかってしまいます。しかしアダプターリングを付けると、ちょうど一眼レフのようにレンズ部分を左手で保持できます。これによって非常にホールディングが安定します。COOLPIX990と違ってスイッチ操作には左手でカメラを支える必要があるためアダプターリングは使い勝手自体にも貢献します。
(h)使用感その2(2002.2.11)
 少しずつですがCOOLPIX5000がわかってきたように思います。いろんな面でCOOLPIX990よりは進歩していると感じるのですが、いまひとつな点もないわけではありません。今回の富士山撮影を通して気が付いたことは。。。
<1> マイクロドライブでは、撮影した画像の再生にかなりの時間がかかる。COOLPIX990では、十字キーで送っていけば次々と表示されたが、COOLPIX5000の場合一枚一枚の再生が遅い。特にサムネイル表示でもたつく。
<2> 他のカメラのように合焦しても音が出ないのがイマイチ。
<3> バッテリーの残量表示が半分になると書き込みが極端に遅くなる。書き込み中にバッテリーがなくなってマイクロドライブを破壊しないための「配慮」と思われるが、残量表示が半分になってもかなりの枚数が撮れることから、それほど神経質になる必要はないと思うのだが。
<4> COOLPIX990と違ってズーム位置を保持してくれない。起動するたびにズームがワイド端になってしまう。
<5> バッテリーの充電時間が短いのは助かる。
<6> ローアングルからの撮影ではシャッターボタンが押しづらい。やはり回転レンズ式のCOOLPIX990に分がある。
(i)私の設定
 COOLPIX5000は大変多機能です。すべての機能を覚えるのだけでも時間がかかりますし、おそらく一回も使わない機能もあるかも知れません。それだけに人それぞれに異なる設定で使っていると思われます。ふだん私が常用する設定をご紹介します。
 基本的にフルオートではなく「カスタムNO.」にて使います。ISOは特別の場合を除き「100」、画像サイズは「FULL」(2560X1920)、画質モードは「FINE」、ノイズリダクションは「OFF」(書き込みが遅くなるため)、測光方式は「中央重点測光」、フォーカスはマニュアル(5点選択方式)でコンティニュアスオートフォーカス(C-AF)、ピーキングは「ON」、パワーオフ設定は「30s」です。
 このCOOLPIX5000は今までのニコンカメラとはちょっと違った画質を見せます。まるでフジフィルムのデジカメのように高い彩度やコントラストで鮮やかな画像になります。しかしレタッチするにはやや不向きなので、私はコントラストを「−」に、彩度を「-1」に、輪郭強調は「弱」にしています(カスタムNO.1&2)。
 カスタムNO.[1]には通常設定としています。ホワイトバラスは晴天時の撮影が多いので「太陽光」、フラッシュは極力使いたくないので「発光禁止」。これらはその都度必要に応じて切り替えます。露出モードは当初「プログラムオート」+「プログラムシフト」が多かったのですが、シャッター速度の上限が高まったこともあって最近では「絞り優先オート」が多くなりました。
 カスタムNO.[2]には、テレコンバーター(2倍)を使う時の設定を記憶させています。かつてCOOLPIX990では、コンバーターを脱着するたびにメニューを開いて設定を変更する必要がありました。しかしカスタムNO.に設定しておけば、この切替だけで済みます。この点は大きな改良でした。
 カスタムNO.[3]は今のところ未使用です。

★ ファームウェアのバージョンアップ情報が発表されています。「MENU」ボタン(液晶モニターの真ん中のボタン)を押しながら電源を入れて下さい。ファームウェアのバージョン画面が出るまで「MENU」ボタンを押し続けます。バージョンが「1.6」よりも古かったらファームアップの必要があります。レンズキャップをはめたまま電源を入れてしまった場合、キャップを外してもレンズがせり出したまま格納しない不具合の修正です。詳しくは以下のURLをご覧下さい。
ニコンイメージング   http://www.nikon-image.com/jpn/ei_cs/wnew/info5000.htm