037   臨済宗  満行山  航浦院(まんぎょうざん こうほいん)

 
  沼津市西浦江梨149
  TEL.(055)942−2227
  • 本尊 東方薬師瑠璃光如来(とうほうやくしるりこうにょらい
  • 本山 鎌倉 円覚寺
  • 開山 業堂寿(ごうどうじゅ)和尚大禅師
  • 開基 杉本左京大夫繁郷(すぎもとさきょうだゆうしげさと)「航浦院殿江巖道海大居士(こうほいでんこうげんどうかい)」
     
 山号の由来
 山号は萬行山といい、近くに萬行寺という山があり、その事から名付けられたと言われていいます。

 寺号の由来
 開基の戒名が「航浦院殿江巖道海大居士」であったので、これを元に航浦院としました。

 寺の歴史について
 1330年頃に航浦院を建立されたものと記されています。開基の杉本左京大夫繁郷は沼津市西浦江梨を根拠地にした伊豆水軍の雄でありました。鈴木氏は紀州から西浦地区に移住し、約二百数十年間にわたって西浦一帯を治めました。一時期、伊豆、相模の船大将を務めるなどの勢力を誇り、漁師の守り神といわれ、大瀬神社や江梨に菩提寺「航浦院」を建立しました。
 
 天正18年(1590)豊臣秀吉の小田原攻めで鈴木一族は全員敗走し、八王子より、船で北海道に渡ろうとしましたが、途中三陸沖で難破し盛岡市近郊の葛巻町に逃げました。

 現在の鈴木氏は13代目当主の方で、岩手県葛巻町の長町をしています。

 又、航浦院は、かの有名な白隠禅師の父の菩提寺でもあり、禅師は航浦院本堂にて受戒をしています。

                        住職  加藤 弘道
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