W 外部評価

 

  この評価は、静岡県立農林大学校の自己評価書を122日(水)に富丘会(保護者会)役員会が学校関係者として評価したものである。

 

第1 総括

学校の自己評価に「D」があることを問題とする意見があった半面、年々改善されることが重要であるとの意見もあった。また、「A」が少なく「B」が多い点は、改善志向の表れであるとして積極的に評価する意見もあった。

関心が高い分野は施設・設備面の整備で、整備の遅れに関しては特に意見が多く、県がこの学校に対してどのように考えているのか、定員数なども含め今後どのようにしていこうとするのか方向性が気になる、との意見が出された。

なお、予算の不足に関しては、予算がないと放り投げるのではなく、評価書の中に中・長期の計画などを記入してほしいとの要望があった。 また、農大のブランドを確立して、ライセンスを就農、就林の個人・団体に許諾して、県内だけでなく全国・アジアそして世界に物産と技術の両方を提供できるよう精進してほしいとの要望もあった。

 

第2 個別評価

「学生の受入について」

21年度は養成部林学科の入学生が少なかったが、今年は入学希望者説明会などに多数が来校しており期待している。農学、林学の大切さが認識されている昨今、本校のような学校をますます発展させて、学生数を増やし従事者を増やしていくことが必要と考える。

「教育課程・学習指導について」

学生アンケートから、研究部のカリキュラムが学生のニーズに適合しているか、懸念を感ずる。

養成部第2学年が行っている農家研修は大変意義のある研修だが、今後受け入れ農家の確保が困難になることが予想され対策が必要である。

「学生支援・指導について」

現在の不況下、一層の就職支援を要望する。

「教育の成果について」

学生アンケートによれば、研究部学生の勉学に対する意欲が、養成部より低くなっている点に疑問を感じる。

「保健管理について」

食べることは楽しみであるので、食事の不満の解消に努めてもらいたい。

「安全管理について」

耐震工事は完璧に行うことを要望する。

「教育組織と教員研修」

職員の資質向上には職員同士の意思疎通と話し合いも必要と思わる。

教授法に関しては、県庁や農林事務所から講師を派遣により改善することを要望する。

「施設設備について」

施設の老朽化、未整備により事故等が起こることを未然に防ぐよう早急な改善を要望する。

農林大学校でなければ得られない知識・学問を身につけるための設備や教材は、積極的に取り入れて、本校を選んだ学生の目的に叶うように力を入れてもらいたい。

図書館については、どのくらいの学生が利用しているのか疑問がある。アンケートの「わからない」=「利用しない」なのではないか。

@    不満の多い養成部に研究部の蔵書の利用を勧める。

A    OBや林業組合などに専門書の寄付を要請する。

B    インターネット利用を促進して新書の代用とする。

など一層の工夫と努力をお願いする。

施設・設備の整備については、予算的に難しい面もあると思うが一層の努力を期待する。

「学生アンケートについて」

「この学校に入ってよかった(と思うか)」との設問で比較的良好な回答が出ていることは、好ましいが、入学して良かった理由、逆によくなかった理由を追跡していくことが重要と考える。