「ふじのくにアグリカレッジ」第6回講座を開催しました


ふじのくにアグリカレッジ第6回講座を10月4日(火)に先進事例視察として行いました。
愛知県内の「株式会社秀農業」(一宮市大和町)と「有限会社鍋八」(弥富市鍋田町)の2ヵ所を視察しました。

【視察先の概要】
①株式会社秀農業
 イチゴ30a、水稲12ha経営、上海でもイチゴ栽培を行い、イチゴの海外輸出
 代表取締役加藤秀秀明氏は、ライブドアの中国支社等のIT企業に勤務し、秋田で1年水稲農家研修後、10年前就農し、現在、農業売上2000万円、観光農業(イチゴ狩り)、加工販売も行っている。
 これからの日本農業について、IT企業や海外経験を踏まえ、「日本の高品質な農産物の輸出市場は、香港、シンガポール、ドバイが向いている。」、「成功の要素として、出口戦略、経営計画(原価計算)、人材確保がカギとなる。」等とても参考になるお話をしていただきました。

視察先の様子1視察先の様子2

②有限会社鍋八
 水田140ha(水稲、大豆、麦栽培)、米販売、米加工品販売
 水田は借地で2,000筆で周辺市町、隣県の三重県まで拡大し、その栽培計画や作業管理等が大変になっていた。
 平成23年トヨタ社員とともに、米生産プロセス改善を開始し、24年にITによる生産管理ツールの開発に着手、トヨタ自動車の生産管理手法を取り入れた「豊作計画」を完成させ、栽培計画、作業計画、作業記録、進捗状況確認、分析等を行っている。このシステムはスマートフォンと連携させ、日々の作業計画、作業記録を現場で確認、記録できるシステムである。
 代表取締役八木輝治氏はシステム導入に先駆け行ったトヨタ方式の「カイゼン」で、事務室や作業現場等で作業目標や達成成果の見える化による情報の共有の大切さ、職員のやる気のアップによる作業の効率化などのメリットを話され、現在も常に改善に取り組み、「アナログ(作業改善)とデジタル(IT)の相乗効果が出ている」と話された。

視察先の様子3視察先の様子4

 移動の車中で「いままでの振り返り」を行った中で、受講生からは、「自分の経営も見える化をしなければいけない」、「従業員との情報の共有化が大切だ」、「今回の経営を参考に、目標を明確化し、何をするかを考えたい」等の声が聞かれ、大変有意義な講座となりました。
 次回第7回講座は、10月18日(水)、農林大学校にて、「財務管理」、「マーケティング(経営の多角化)」について学びます。






「ふじのくにアグリカレッジ」第5回講座を開催しました


9月20日、ふじのくアグリカレッジ第5回講座を農林大学校(磐田市)で行いました。
 今回の講座では、労務管理(労務における経営課題の解決)として、鈴木泰子社会保険労務士事務所 鈴木泰子氏 (浜松市)を講師に招き、実施しました。 農業において、パート従業員や法人経営における常時雇用時の労務管理(労働保険、社会保険、年金等)について、分かりやすく講義していただきました。


講座の様子1講座の様子2

 受講生のほとんどがパート雇用や常時雇用をしている経営体のため、今回の労務管理については関心が高く、農業者の場合、労災保険等特別な加入方法があることを初めて知った人も多く、雇用環境や職場環境を改善し、従業員の定着を進めることが大事なことを理解したようでした。
次回第6回講座は、10月4日(水)に特別学習として先進事例視察に愛知県へ出かける予定です。






「ふじのくにアグリカレッジ」第4回講座をサテライト会場を設け開催しました


9月6日(水)に、ふじのくアグリカレッジ第4回講座を、農林大学校(磐田市)をメイン会場に、ふじのくに千本松フォーラム・ヴェルデプラザ(沼津市)をサテライト会場に実施しました。
 メイン会場で18名、サテライト会場で1名が受講しました。
 講座では、財務管理(農業簿記・コスト管理、経営診断・財務諸表)について、佐藤宏章会計事務所の佐藤宏章氏(東京都)を講師に実施しました。
 サテライト会場では受講生1名が受講しましたが、当初インターネット環境が悪く、音声等が聞き取りにくい不具合がありましたが、インターネット環境を修正した後は順調に中継が出来ました。しかし、メイン、サテライト会場ともに音声の聞き取りが悪いため、双方向での話し合いとはなりませんでした。
 サテライト会場の受講者(1名)の感想としては、会場は近くてよいが、講師や他の受講生とのとのやり取り等が出来ないことが残念であるとのことでした。
 また、1名の受講では、グループワーク等の授業は難しく、今後の課題となりました。
 
 次回第5回講座は、9月20日(水)労務管理について、鈴木泰子氏(浜松市)を講師に実施します。

サテライト会場の様子
サテライト会場の様子1

サテライト会場の様子2

サテライト会場の様子3




「ふじのくにアグリカレッジ」第3回講座を開催しました


  8月29日(火~30日(水)に掛川グランドホテルを会場に、平成29年度ふじのくにアグリカレッジ第3回宿泊講座を開催し、21名が受講しました。
 1日目の午前は、「財務管理(現状分析・収益管理)」として、佐藤宏章会計事務所(東京都)の佐藤宏章氏を講師に、数字の読み方、活用の仕方を講義していただきました。
 午後は、「経営管理(経営分析)」、「経営管理(経営マネジメント)」として、 ㈱イワサキ経営 資産税課 勝又課長及び財務コンサルティング事業部山部部長を講師に事業計画・経営分析・財務諸表の見方、事業計画の作成手順などを学びました。
 
 2日目は、「経営管理(人的マネジメント)」について、㈱Campanula 代表取締役社長 権堂千栄実氏(福岡市)を講師に、経営者としての従業員との接し方、育成方法など、グループ学習を交え、分かりやすく講義していただきました。
 午後は「マーケティング」について㈱イワサキ経営の 宮口 巧氏から、マーケティング入門・販売・販路開拓戦略について学びました。
受講生からは、2日間の講義は大変であったが、良いお話を聞き、これからの経営に役立たせていきたいとの声が聞かれました。
 次回は、第4回講座を9月6日(水)に農林大学校をメイン会場、ふじのくに千本松フォーラム(プラザヴェルデ・沼津市)をサテライト会場として、同時中継により実施予定です。

講義:人的マネージメント・リーダーシップ
講義:人的マネジメント・リーダーシップ
グループ学習の発表風景
グループ学習の発表風景
機材活用の状況
グループでの話し合い





「ふじのくにアグリカレッジ」第2回講座を開催しました


 8月2日(水)に農林大学校で、平成29年度ふじのくにアグリカレッジ第2回講座を開催し、21名が受講しました。
 第2回講座では、「経営管理・ケースメソッド」として、株式会社イワサキ経営の財務コンサルティング事業部長山部氏を講師に、事業計画・経営分析・財務諸表の見方、事業計画の作成手順などを講義していただきました。
 また、「財務管理」として、日本政策金融公庫、静岡県信連、㈱静岡銀行の3行それぞれから、資金調達、金融機関との付き合い方について、講義をしていただきました。
 受講生は今回の講義内容が経営に大事なことであることを認識し、自社の経営分析や事業計画作成に役立てようと熱心に受講していました。

 次回第3回の講座は8月29日(水)、30日(木)に宿泊研修で実施します。

講座の状況
受講生の状況
受講生の状況
経営管理・ケースメソッドの講義
機材活用の状況
機材を活用した講義




「ふじのくにアグリカレッジ」(地方版農業経営塾)が開講しました


 7月19日に農林大学校で、平成29年度ふじのくにアグリカレッジの開講式と第1回講座を開催しました。
 東は函南町から西は浜松市までの農業法人の幹部候補生や従業員、農業後継者、農協指導員など22名受講します。
 受講生の平均年齢は38.5歳、作目は茶、野菜(イチゴ、トマト、葉ネギ、水耕野菜、葉物野菜、果樹(みかん、柿)、酪農、養蜂などバラエティーに富んでいます。

 これから、2月まで全11回の講座では、「経営管理」、「マーケティング」、「労務管理」、「財務管理」について学びます。

 第1回講座では、経営者マインドの醸成を図るため、有限会社木之内農園 代表取締役会長 木之内均氏(熊本・イチゴ)から「ゼロからの出発」と題して講演を頂き、“これからの農業は生命総合産業である”、“右手に夢を、左手にソロバンを”など自身の経験をもとに、これからの農業者、経営者のあり方を熱く語っていただきました。

 また、㈱イワサキ経営 宮口巧氏からは、経営管理の基本である「経営目標の設定」について、パソナ農援隊佐藤部長からGAPの概要と本講座の関係性について講義を受けました。
受講生は、時に笑いあり、時には真剣に、自分の経営を振り返りながら熱心に受講していました。

 次回第2回講座は、8月2日(水)午後、農林大学校において、「経営管理」「財務管理」について学びます


受講生全員で記念写真
             受講生全員で記念写真

受講生の状況  経営管理の講義
    受講生の状況            経営管理の講義

<問い合わせ先>

静岡県立農林大学校 教務課 研修担当(〒438-8577 磐田市富丘678-1)
電話: 0538-36-1564 FAX: 0538-34-4445
または㈱パソナ農援隊(運営業務委託先)<電 03(6734)1260>へ
<パソナ農援隊HP>



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