001  曹洞宗  大嶽山 三明寺 (だいがくさん さんみょうじ)      
(旧光明院)

 沼津市大岡4051〈門池)
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  • 本尊 酒糟地蔵菩薩(さけかすじぞうぼさつ)
  • 本山 福井県 永平寺
  •     神奈川県総持寺
  • 開山 賢龍正教大和尚(けんりゅうせいきょうだいおしょう)
  • 開基 詠心院林香妙花禅尼(えいしんいんりんこうみょうかぜんに)
 2001年11月19日、香貫より大岡に寺院の移転を致しました。移転地は、1000年前三明寺というお寺が存在し、字三明寺という地名として残っている景勝地です。

 本尊は、室町時代後半の頃の作といわれている延命地蔵菩薩で通称「酒かす地蔵」とよばれています。沼津市の有形文化財に指定されており、江戸時代に編集された「三国因縁地蔵菩薩霊験記(さんごくいんねんじぞうぼさつれいけんき)」に掲載されています。
 
 お話は昔、香貫の村に大変お地蔵様に信仰が厚い孝行娘がおりました。たまたま流行り病(コレラ)で両親が亡くなり、追善供養代を工面するため、お金を借りて酒を造りました。叔母の見舞いの帰途、急に雨が降り出し狩野川が舟止めとなり幾日も帰れず、お酒造りを諦めておりました。雨も止み帰ってみると誰かがお酒をしぼって売り、お金まで集められていました。いつもお参りする地蔵様が酒かすでいっぱいだったという身代わり地蔵のおはなしです。
 
 昔はお祭りも大変賑やかで香貫全体で行われたこともあったようです。現在は7月第3日曜日に酒かす地蔵菩薩の大祭と大施食会を修行しています。

 また、神奈川県南足柄関本の大雄山最乗寺の沼津分院であり、道了尊の御分霊地です。沼津市大手町の城岡神社の改築に際し、御社を光明院に移築し大雄山最乗寺に奉安してあった道了尊(どうりょうそん)を遷座(せんそ)したものです。節分前の日曜日に三明寺節分祭の名で初祈祷を行います。
 
 檀家制度がとられたのはつい先頃のことで、墓地は香貫山の麓と岡の宮と大岡に4カ所あります。中瀬町市営墓地の隣接地天神公園裏、沼津斎場墓苑と、第4中学校裏側の香貫山墓苑と岡宮墓苑と大岡、国道246沿い三明寺墓苑です。時代の要請として、超宗派で個人が生前より依頼できる永代供養墓も受け付けています。
 
 別に、観応3年(1352)6月22日「光明院」と号す足利尊氏「法名・従一位等持院殿仁山儀公大居士(じゅういちいとうじいんでんいんさんぎこうだいこじ)寄付の額があります。

 また、薬師如来、十王、いいなり地蔵尊、ぼけよけ地蔵尊、弁財天、梅花観音がまつられています。
 静岡梅花観音霊場第65番札所でもあります。                              

           
月例坐禅会
                                  住職 大嶽 正泰(おおたけ しょうたい)

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