| 055 浄土宗 南円山 林鐘寺 (なんえんざん りんしょうじ) |
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沼津市内浦三津88−1 TEL.(055)943−2500
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| 当寺のご本尊は阿弥陀如来で、創建は戦国乱世の天文21年(1552)です。当地の住人・大川隼人が、称譽上人を開山にお迎えしての開基です。伊豆韮山寺家の光照寺の末寺(知恩院本末御改・延享)です。 本堂内に閻魔の木造が安置されています。作、年代仏師は不明ですが、年代を経た古仏であることは歴然としています。この閻魔は、当寺の檀徒のみならず、宗派に関わらず地域の人々に「新亡(しんぼう)の閻魔さん」として親しまれ広く信仰されています。 一般に「忌中明け」は、満中陰の四十九日を以て行うのが通例ですが、当地区では五七日忌の三十五日に行う風習が現在も続いています。この日になると、新亡の施主家では、小豆を炊き込んだ赤いご飯を本堂の閻魔さんにお供えし、白木位牌を寺わきのお地蔵さんのおひざもとに納めて、新亡後生の冥福を追悼して忌中明けとします。 この忌中明けの由来縁起は「地蔵十王経」で説く信仰によるもので、五七日忌を裁く閻魔さまに供物を捧げ、地獄までも出向いて引き上げてくださるお地蔵さまにおすがりします。こんな願いから、五七日に忌中明けを行う風習となったものと思われます。 境内に、安政6年建立の「唯念上人名号碑(ゆいねんしょうにんみょうごうひ)」があります。 現在の本堂・庫裡は先住学譽(がくよ)上人代(第29世)に再建され、旧来の面目が一新されました。 住職 斉藤実定 (さいとう じつじょう)
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