085          法華宗 光長寺塔頭 辻之坊 (こうちょうじたっちゅう つじのぼう)
  沼津市岡宮1066
     TEL(055)921−6627
  • 本尊 久遠常住輪円具足の南無妙法蓮華経
  • 本山 大本山光長寺
  • 開山 宗祖日蓮聖人
  • 開基 辻之坊 近江阿闍梨日乗上人
 
 当坊は、延慶3年(1310)に近江阿闍梨日乗上人によって開創されました。上人はまた、山梨の勝沼町休息山立正寺歴世にもなっています。開山以来当坊では先聖、先師各歴世、現在に至る迄、47世の法燈を継承しています。光長寺の最初の火災のおり、当坊もその被害を受けて、当坊に関係する資料をほとんど消失したと見受けられます。

 その後再興されましたが、明治の中頃に無住の時期が有り、その間に東之坊住職恭光院氏が当坊を兼務された時期もありました。明治の後期、当坊に本山歴代第54世日利上人が入坊し、当坊歴代を継承して正式に住職となり、以後法燈が継がれて今日に至っております。

 安永6年(1777)11月6日水野出羽守忠友は、沼津城を築きましたが、当坊にはその時建てられた城の中庭の門があります。
 また本堂内には、明治以降に作られた人毛の鬼子母神さまが安置されています。
 この鬼子母神さまは、鬼子母神講が東京で盛んだった頃、在家の小倉家でも講中があり、信者の方々の毛髪を集め、一本づつうえられた尊像であります。この尊像は、太平洋戦争が盛んになってきた時に、当家よりお寺に安置して欲しいとの願いがあり、当坊の本堂に安置されています。

                              住職 石岡 顕洋(いしおか けんよう)