富士山麓にヨウム啼く 番外編 アキレス腱断裂記13 再断裂後3週間経過(術後64〜70日目) 19 Nov.2001


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2001年11月11日(日)64日目  再断裂22日目


映画の帰りのショッピングで

●晴天で、富士山が家の駐車場からよく見える絶好の外出日和。
寒さよけにスカーフを首に巻き、バンダナをギプスの上から巻いて出かけた。
静岡市の百人劇場で、1週間前に見たのと同じ映画を再度見た。
そしてどうしてもサントラが欲しくて、市内の繁華街にある大きなCDショップに行く。
ここは10月20日にも行ってきたところだが、建物が2棟連結していて、CDショップの隣の建物のエレベーターを使って
階を移動するようになっている。DVDやサントラなどは地階にある。残念ながら欲しかったサントラは置いてなかったが、
このお店は店内のディスプレーが通路を塞いだりすることがないので、安心してCDやDVDを見て回ることができる。
同じ系列のお店が自宅近所にもあるが、やはり静岡市のこの店は品揃えが豊富だし、いろいろ眺めているだけでも楽しい。
しかし、車椅子用トイレのある3階に行ってみたら、いきなりエレベーターの扉の前から大きな荷物がたくさん積んである
エレベーターの扉が開いたらいきなり高く積まれた荷物が壁のようになっていたのだった。
ドリフのコントのようなシチュエーションにいきなり置かれてしまったのだった。

●前回も荷物をかき分け、やっとのことでトイレまで辿り着いたのだけれど、今回は違った。
大きな段ボール箱の山や、まだ組み立てていない段ボール箱の山、CDの山…とにかく山、山、山で、一切通ることが
できなくなっていたのだった。
お店の中はスッキリしているのだが、見えない所では隣の建物のエレベーターホールまで荷物に溢れていたのだった。
トイレは諦めて建物からすぐ出てきてしまった…静岡市内は、よく電動車椅子でウインドウショッピングする人たちを
見かけるのだが、車椅子の人をCDショップや本屋さんで見かけることはこれまで決してなかったことをすぐに思い出した。
(これじゃあなぁ…)と車椅子の人たちはみんな思ったはずだ。



2001年11月12日(月)65日目  再断裂23日目


このままでは床中いたるところ物だらけ

●ちょっと面倒だったので、膝にサポーターをしないで午前中いろいろ動き回っていたら、膝が痛くなってしまった。
サポーターの下にバンダナを畳んで入れてみて様子をみてみる。

●夕食材料を眺めてみて、同じ材料で鍋にしようと思い立つ。
でもいつもの事ながら、土鍋は台所の吊り戸棚に収納してあるので、自分でとることができない。
狭い台所なので、今不要な物はすべて戸棚などに収納しておくべきか、必要になると見越していろいろな物を手の届く
ところに置いておくか悩むところだ。うちはやはり狭いので、必要な時に頼んで土鍋を出してもらう方がよさそうだ。
台所用品に限らず、割と昼間に自分で手もとに取りたいものがたくさんある。例えば本やCDやティッシュペーパーなどなど…。
しかし手が届く範囲に全部を置いておくと大変なことになるだろう。

●寝ようと思っていたら、またニューヨークで飛行機が墜落したとのニュースがあった。
テレビでチャンネルを替えながらずっとニュースを見続けていた。



2001年11月13日(火)66日目  再断裂24日目


何も変わりない日

●車椅子のリース会社の人が来てくれて、11月分の料金を支払う。こんな風に集金に来てくれるととても助かる。
怪我をして家にいるようになって、ますます代金引換えで宅配便を使って買い物するようになった。

●この日はとりたてて足は変わったことがなく、次の通院でギプスを巻き直してもらえるのを楽しみにしている状態だ。
入浴したり布団に入ったりして体が温まると、ギプスの中が猛烈に痒くなるのだけれど、これくらいは我慢しなくては
いけないのかも知れない。でも、密かに左足をギプスの隙間から拭くのが楽しみだったりする(笑)


2001年11月14日(水)〜16日(金)67〜69日目  再断裂25〜27日目


何も変わりない日々が続く

●特に異状なし。ただただ痒い日々。足首の正面側が特に痒く、風呂上がりと布団に入ってからが辛いのだった。


2001年11月17日(土)70日目  再断裂28日目 3回目のギプス巻直し


白餡

●午前中に病院に行く。この日はギプスの巻き直しをしてもらえる日なので、いそいそと朝から濡れタオルなどを用意していた。
病院に着くとすぐに処置室に呼ばれる。ベッドの上に腰掛けてギプスを切ってもらうのを待つ。
しばし待った後、看護婦さんがギプスカッターでギプスを外してくれた。
ギプスが外れた左脚はやはり猛烈に痒くて眠れないほどだった足首の正面側に垢がよれてたまっていたのだった。
「うわー」と声を上げてしまうほどのよれ具合だった。
看護婦さんも手首を骨折したことがあるそうで、自分の時のよれ具合よりもましだと笑っていたのだった。

●今回はギプスを外してしばらく先生を待つ時間があったので、自分でゴシゴシ濡れタオルで脚を拭いた。
白餡のような垢が取れる取れる…。こすってもこすっても白餡は脚から出続けるのだった。
ギプスを外した左脚は力が入らないので震えているような違和感が少しあるのだが、できるだけ自分でゴシゴシこすり続けた。
足首から下は看護婦さんに拭いてもらい、かなりスッキリしたのだった。

左右の脚を比べて異なる点は2つ。まずはギプスしていた脚の方が細いこと。
そして、ギプスをしている脚の方が脛毛が長くきれいに生え揃っていることだった(笑)

●いつものようにまたうつ伏せになて診察が始まった。
足首の後側アキレス腱のあたりを触ったり揉んだりした後、足首を自分でどれくらい曲げられるかやってみるよう言われた。
だいぶ足首を動かすことができた。それも痛みはほとんど感じない。
アキレス腱は前回の診察の時と比べてかなり太くしっかりしてきたそうだ。
しかし、用心に越したことはない…とのことで、今回のギプスはまだ足首を90度にはしないでおくことになった。
100度くらいの角度で固定し、1週間後に90度に巻き直すそうだ。

●足首を動かしても痛みがあまりなく、前回と比べて格段によくなっていることが自分でもわかり、とても気持ちがよかった。
通院後恒例になった外食をして、地元のシネコンで映画を見てきた。


13再断裂・再断裂後3週間経過
1手術 2入院1 3入院2 4退院 5抜糸
6鳥に好かれる 7ギプスが外れる    8足首周りに筋肉出現   9松葉杖で歩行訓練   10再断裂       
11再断裂・ギプスで固定   12ギプス巻き直し 13再断裂3週間経過 14再断裂4週間経過 15再断裂5週間経過
16再断裂後のギプスが外れる 17リハビリ再開 18松葉杖1本で歩行訓練 19自主トレの日々 20歩行訓練
21松葉杖を返却する