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| 2001年10月 7日(日)29日目 |
何をやってもうまくいかない時もある(涙) ●静岡で上映している『山の郵便配達』という中国映画が見たくて、車椅子で見に行けるか映画館に電話で聞いてみた。 この映画館には1ヶ月前に別の映画を見に行ったばかりだったのでだいたいの様子は覚えていたが、 一応エレベーターがあるのかも知れないと思って電話してみたのだった。 ●エレベーターは無いが、映画館入り口の2階まで男性職員が車椅子を上げてくれるそうだ。 でも映画館に入ると片足でピョンピョン跳んで席を移動したりもできるので、それほど他人の手を煩わせるのもいけないかな… と遠慮の気持ちがすぐ首をもたげる。最初は松葉杖と手すりにつかまって建物の階段をあがることができそうだと思ったが、 自分の記憶では、階段1段1段の奥行きが狭くて、長い階段だった気がしてきた。 トイレに関しては車椅子用のトイレはないそうだが、洋式トイレなので松葉杖でトイレまで出かけられそうな気がした。 電話によると、車椅子の人もよくその映画館に見えるそうだ。 建物の階段がネックかも知れないが、トイレなども大丈夫そうではないか…。 ●でも落ち着いて考えてみて、建物の階段の手すりの位置ことを思い出した。 のぼる時に自分の左側に手すりがくる階段なのだった。 左足を上にあげて右足だけでのぼるには、やはり左側は松葉杖、右側に手すりがいい。 短い階段で手すりが低い位置にあるなら松葉杖に頼らず、両手を階段手すりにかけてケンケンで大丈夫だが、 高い手すりと長い階段をケンケンではのぼれない…と断念することになった(涙) ●その後、場所と見る作品を変えて清水に映画を見に行ったが、駐車場に入れなくて映画は断念した。 どうしても見たい映画なので、明日こそ朝早く起きて映画館に行こうと固く決意する。 この日は結局映画を見れずじまい。残念だが、そのまま家にUターン(涙涙) ●ADSL用のルーターやブラウザとQTの設定がうまくいかず、映画のトレイラーを見られなくなった(涙涙涙) マニュアルの説明だけではわからない。『詳しくはサーバー管理者にお尋ねください』の一言で片付けてある説明が多く、 ちっとも解らないではないか。非常に悔しい(涙涙涙涙) ●でもその後、しばらく放っておいたらちゃんとトレイラーが見られるようになっていたのだった。 トレイラーが置いてあるAppleのサーバーが何かトラブルがあり、一時的にトレイラーが見られなくなっていたのだろうか? ひとりで無駄に悔しがって怒っていただけだったのだろうか? |
| 2001年10月 8日(月)30日目 |
車椅子だと肩凝りになる場所 ●雨の体育の日。前日諦めた映画を見るため早朝からでかけるが、すでに昨日よりも長い車の大行列ができている。 どうしても2週間限定公開の映画を見たかったのだが、諦めて清水市内の本屋に行く。そこで3時間近く過ごす。 本屋に行くのは1ヶ月振りだったので、すべてのコーナーを舐めるように見て回る。 そして当たり前のことだったが、段の上の方の本は手にとれないのだった。 車椅子だと常に上を見上げるようになるためか、体調が非常に悪くなる。肩凝りや頭痛がしてきた。 本を3冊買い、昼食を食べに出かけるが、食後に貧血になってしまった。 |
| 2001年10月 9日(火)31日目 1ヶ月経過した |
馬鹿見ちゃったね_ちょっと落ち込む ●前日の貧血をまだひきずる。頭が痛くて、元気が出ない。 ●左足の親指の爪が変だ。きちんとカーブをつけて切ったばかりのはずなのに、爪が尖ってしまっている。 触ってみると、爪の縁が薄くなっている。ハイハイする時に爪を擦るようだ。 ためしに親指にペディキュアをしてみた。案の定親指の爪先のペディキュアがすぐ剥げて、爪自体がすり減っている。 手後れ気味だが、床がこれ以上ザラザラにならないように靴下着用することにした。 ●この日で怪我をしてちょうど1ヶ月。怪我をして以来、病院に行く時などに近所の方と顔を合わせるのだけれど、 みなさん、私が運動会で怪我をして手術したことを知っているのだ。ある人は、私が入院中にSがゴミを出しに行ったら 「お宅の奥さん、運動会で怪我したでしょ。大変だよねー…」とSに声を掛けてきたそうだ。 退院してからも通院のために外に出ると「運動会、見てたよー…」と私に声を掛けてくる人がたまにいる。 そして、運動会の閉会式で「今日はムカデ競争でアキレス腱を切った人がいましたが…」と 挨拶の時に話が出たということを教えてもらった…だから現場を見ていなかった人も話だけは知っているのかと分った。 ●「大変だよね…」「見てたよー…」のセリフに続くのは必ず「馬鹿見ちゃったねー」なのだ。 本当に同情して、異口同音に「馬鹿見ちゃったねー」と言うのだ。ホントに馬鹿見ちゃったなぁ。 人から指摘されてちょっと?(かなり?)落ち込む私なのだった(涙) |
| 2001年10月10日(水)32日目 |
ギプスがないと、間違えやすい ●朝ごはんを普通に食べるとそのまま貧血のようになって、吐き気や頭痛がしてきた。 間違って左足をついて立ち上がろうとしてしまい足首が腫れる。 ギプスしていないと、どちらが怪我をしていた足だったか解らなくなって、時々間違えてしまう。 それだけ、見た目は左足は普通になってきているということだろう。 あの角を曲ったら、雨はやんでいるかもしれない ●この日は私の誕生日だった。でも毎年ながら誕生日を忘れてしまう。 自分もSもなぜか記念日というのに弱くて、コロッとこの日も忘れていたのだった。 「○△才の誕生日なのに、ハイハイしてるって何か面白いよね。アハハハ…」と誕生日だったのを思い出して笑ってみた。 ●10月10日は『史上最低の映画監督』として知られるエドワードD.ウッドJr.の誕生日でもあり、 彼が敬愛してやまなかったオーソン・ウェルズの命日でもある。 オーソン・ウェルズはエド・ウッドに「他人の夢を撮ってどうする。自分の夢のために戦うんだ」と言ったそうだが、 エドに言ったというよりも、自分自身の映画会社との戦いを振り返って言った言葉だったのだろう。 でも、その言葉に従ってやりたいように映画を撮って、結果的に『史上最低の映画監督』の冠を死後つけられ、 エド・ウッドは死後に名を残したのである。なんてヘタレ。でも人間らしくて面白いではないか。 #今週、2日続けて映画を見に行ったのに、2日とも映画館の駐車場に入れなくて映画を断念したり、 #インターネットに繋げなくなって訳がわからなくて怒っていたのに、訳がわからないうちにまた繋がったり、 #極め付けはムカデ競争で転んでアキレス腱を切って、馬鹿見ちゃったり… #そんな自分が腹立たしくもオカシイと我ながら感じているので、非常にシンパシーを感じるのかもしれない(笑) それに、誕生日が一緒の方が親近感を感じるので、エド・ウッドの方が好きだ(何となくだが、断定的・笑) ●自分の誕生日にふさわしく、ティム・バートンが監督した大好きな映画『エド・ウッド』を見て寝る。映画の中で、誰がどう 見てもやみそうにない土砂降りの中、エドがプロポーズの言葉に続けて言った楽天的な(後の事を何も考えていない脳天気な) 言葉「あの角を曲ったら、雨はやんでいるかも知れない」が、脳天気な自分にはぴったりハマリなので、ちょっと涙がでる。 …この日に限ったことでなく、何度見ても涙がでてしまうのだが…。 |
| 2001年10月11日(木)33日目 |
筋肉自慢 ●朝食を食べると胃もたれと貧血。1日中頭痛がする。昼食もおっかなびっくり食べてみる。 ふくらはぎ下部(アキレス腱を囲むような場所・スクールソックスをはくと隠れる部分)に筋肉ができた。 Sが仕事から帰ってくると、またまた靴下を下ろして自慢してみせた(笑) この日、ネットに繋がらなくなってしまったので、足首の運動やアイロンがけなどに専念する。 |
| 2001年10月12日(金)34日目 |
巨大な二の腕? ●少しずつ回復の兆しが見えているのが嬉しい。 床に脚を真直ぐ伸ばして座って、足首を前後に動かしてアキレス腱を伸ばしたり縮めたりする運動を家で始めて1週間。 足首周りの筋肉の張りがよりはっきりわかるようになる。 でも、まだふくらはぎ自体はタルンタルンで、足の甲も皺クチャ。 ふくらはぎは…大きな二の腕という感じ。二の腕よりも肉付きがよくてタルンタルンしている。 |
| 2001年10月13日(土)35日目 |
くるぶし出現 ●快気祝と私とS2人の誕生祝いを兼ねて外に食事にでかける。たくさん食べて飲んで体が重くて、 片足で階段を登るのが大変だった。ケンケンでは疲れてしまい、所々ハイハイで階段を登る。これが速いの何の!! これからは階段のぼりはハイハイでいこうと思った。 右手を伸ばして手すりを握り、怪我をしていない右足で大きく1歩階段を上がり、左足は膝立ちで階段をのぼっていくのだ。 ●そしてやっと、くるぶしが見えるようになる。くるぶしの周りのむくみがひいてきた。 |