富士山麓にヨウム啼く




part2 ナサニール中止、ひどい腹痛、外科受診まで

part1   手術、腹痛が始まる、ナサニール使用まで

since 13 July 1998  last modified 3 Feb

現在、通院をやめています。通院しはじめたらコンテンツの更新をする予定です。
今回はページをリニューアルしました。それぞれの日だけにリンクが貼ってありません。
少々見にくいかもしれませんが、ご了承ください。



16 ナサニールはお休み 10月4日

10月になったというのに、まだまだ「残暑」が続いています。以前は季節の変わり目には風邪を引きやすかった_季節の変わり目どころか、万年風邪の状態_のですが、ナサニールを使うようになってから、全く咳がでなくなりました。以前の私は『風邪ばかり引いていた』けれど、実は本当の風邪ではなかったのだとやっと分かりました。

2週間前の通院の時に血液検査をしてもらっていたので、今回の10月2日の受診日にその結果を聞くことになっていました。診察室に入るとすぐに、肝機能検査の結果が思わしくないと先生が言うのです。私は以前肝臓が悪くて、入院したことがあったので、先生からは肝機能検査の結果が悪くなるようなら、すぐに投薬を止めると言われていたのです。

私の肝臓病は、子供の頃からあった肝炎に気付かずにいて、24歳の時に急性化した肝炎です。完治するまでに5年かかりました。この時はまだインターフェロンが保険対象外で、200万円する時代でした。独り暮しの私に200万はキツい、何とかインターフェロンを使わずに治らないものか・・・そう考え続けたこともありました。結局は肝生検という検査で肝臓の組織を取ったことによって自然治癒力が高まり、その検査後数年かかりましたが、肝臓はよくなったのです。だから、肝機能検査の数値に20代の頃はとても敏感で、少しでも数値がよくなるように食生活や日常生活を規則正しくすることを心掛けていました。今思うと、真面目に自炊して、病院で出される漢方薬も欠かさず飲んだことが良かったのだと思います。

今回思ったほど検査数値が高くないので、薬の影響はあまりない、大丈夫だと思いました。だから先生に「薬を使っているとかなり体調がいいので、もうしばらく続けたい」と話しました。ただ、胃の不快感はもしかしたら肝機能が悪くなったせいで感じているのかもしれないので、先生に胃のことを話しました。先生は「体調の良さ」を選ぶべきか「肝臓への影響を取り除く」ことを選ぶべきかを考えると、後者を優先させた方がいいと判断したようです。

2週間から4週間ナサニールを休むことになりました。私は2週間薬を休んでから肝機能検査をして、数値が良くなったらまた薬を再開することになりました。先生は「薬を休んでいる間に生理が来てしまうかもしれないけど・・・痛み止めを出しておきましょうか?」と聞いて下さいました。生理が来るか来ないかは『賭け』のようなものです。そして、生理が来てしまったからといって、必ずしもあの絶望的な痛みがあるとも限りません。それも『賭け』です。とにかく『お守り』に痛み止めももらったし、薬を止めて様子を見てみるしかないでしょう。「だいぶこの2ヶ月で状態がよくなっているから、きっとお腹は痛くならないよ」_くーっ、先生、ありがとう。そう言ってもらうと、そんな気がします。

ところで、肝機能検査の項目にはいろいろなものがあり、代表的なものにGOTやGTPがあるのは良く知られています。今回はこの2つを含め、いろいろと数値が上がっていました。でも、通院前日は気を使って生活していたためか、γ-GTPだけは数値が上がっていませんでした。先生は「お酒飲まないから、この数値はあがりませんね。お酒は飲まないんですよね?」と私に向かって言ったのです。とっさに「はい」と言ってしまいましたが・・・すみません、私の身体はビールでできているんです。嘘をついてしまいました。







17 蕁麻疹と胃もたれ 10月17日

ナサニールを10月7日に止めてから10日経ちました。念のために起床時に体温を毎日測っていたのですが、ナサニールを使っていた時は35度台のことが多く、あまりに体温が低いのでびっくりしたことがよくありました。現在は36.4〜36.6度くらいで、体温が高くなってきています。排卵が始まってお腹が痛くなってしまうのではないかという心配をずっとしてきましたが、今のところ体温が高くなってはきているものの、どうにかひどくお腹が痛くなることもありません。

ところが、前回にも書いた通り9月27日から今までずっと胃の具合が悪く、飲んだり食べたりしたものがずっと胃に停滞しているような感じなのです。いつもなら、朝起きてすぐに朝食を食べていたのに、このところどうしても食事が喉をとおりません。昼過ぎにようやく本当にお腹が空いてくるのです。仕事をしていると、食事もとらずに仕事はできないと考えるのが普通ですね。私もそう思っているので、朝は何とか少しでもものを食べるようにしています。ところで、私のような胃の症状を人に話すのにはどのような「言葉」を使えば伝わるのでしょうか?食べ物が胃にたまっていて、消化されない_まさにこんな感じなのですが、胃薬の能書きにはそんな文言はありません。ネットや本で調べたら『胃もたれ』に当たるらしいんです。皆さんはこのような症状が『胃もたれ』と呼ばれているってご存知でしたか?人に症状を話すのって難しいですよね。

胃もたれと同時に背中が重苦しくなります。これまで肩凝りなどで苦しんだのですが、今は背中が詰まるような重苦しさがあって、そのせいか肩凝りはなくなってしまいました(単に気にならなくなっただけかも知れません)。

そして、ここしばらくしつこい蕁麻疹が出ています。とにかく四六時中痒いです。見た目もコワイです。周りの人たちも「ねえ、痒いんでしょ?大変よねぇ」と同情してくれます。皮膚をちょっと爪で軽く引っ掻いただけで、太いミミズバレになってしまいます。靴下など履いていたら大変なことです。ゴムの当たるところが凹むのではなく、逆に凸になるんです。季節の変わり目の時は毎年のことです。この時期、常にキンカンやムヒ等、数種類のスースーする塗り薬とレスタミン(塗り薬)は持ち歩いています。

今朝は背中一面に蕁麻疹ができていて、痒くて目がさめました。パジャマがわりのTシャツには点々と血の痕がついていました。と言う訳で毎日いろいろなところにカサブタを作っております。







18 
胃腸症状に悩む 10月25日

9月27日から始まった胃の不調は現在も続き、もうすぐで1ヶ月経とうとしています。食べたり飲んだりしたものがずっと胃に留まっている状態がまだ続いています。

病院に行きました。ひどい蕁麻疹が治らないこと、物を飲んだり食べたりした後背中が重苦しくなること、喉に違和感があり、胃に入ったものが下におりていかないことを先生に言うと、CTで喉から腹部にかけて調べてみましょうと言って下さいました。すぐにCTに予約を入れ、血液検査後にCTを撮るという手続きをしてもらいました。

10年ほど前、初めてCTを撮った時は、造影剤の点滴(小)をしてからCTを撮りました。今回は造影剤を使いませんでした。撮影用のキモノ風の合わせの服に着替えてCTの寝台に横になります。ドームのようになっている所に身体をくぐらせるようにして横になります。しばらくするとドームの中を物凄い速さでグルグル回る物体に気付くはずです。「シャーシャー」という回転音の他にブーンブーンという反響のような音、タンタンタンという物が打ちつけられるような音が響きます(MRIはもっと凄まじい音が響き渡るのです)。撮影は10分足らずで終わりました。結果は2週間後に通院した時に知らされるそうです。2週間・・・これだけ間を空けるのだから、私の胃の違和感も大したことはないのだろうと思いました。

通院してから2日後の現在、まだ喉と胃の違和感は消えません。そして便の色が白っぽいのに気付きました。しかもお腹が緩く、便が水に浮くんです。これは以前肝臓が悪かった時経験したことがあります。胆汁の分泌が十分ではなかった時にこのようなことがありました。GOT・GPTはそれほど高くないにしても、きっと肝臓が弱っているのでしょう。私のからだはビールでできているの・・・などとふざけている場合ではなくなりました。

とうとう高温相になってしまいました。今回はナサニールの再開ができるかどうかの診断をしてもらう通院だったのですが、高温相になったと話したら、「排卵しましたねぇ・・・」と一言いわれました。自分でも分かっていたのですが、私はとてもショックでした。「もう生理になるね。ナサニールは使うとしても次の生理後になります」_ふぅ。これからは毎日お守りのボルタレン(強い鎮痛剤)を毎日持って歩こう。







19 生理になった 11月15日

7月の生理3日目からナサニールを使い始め、2ヶ月後の10月4日からその使用を止めてからも、丸1ヶ月生理がきませんでした。合計3ヶ月の生理のない日々は痛みや絶望感、挫折感とは無縁の日々でした。ナサニールは最長でも6ヶ月までしか連続して使えないことは十分承知していましたが、できればもう少し続けてほしかったのが正直なところです。

生理は11月11日に突然始まりました。お腹が下るような、渋い感じがする・・・そう思ってトイレにいったら、久しぶりの生理でした。量が多く、皮膚の袋のようなものも丸2日下りてきました。先週病院で、「もし生理が始まったら来週来て下さい」と言われたので、13日に病院にでかけました。

この日、病院はお産がたて込んでいたらしく、先生方が外来と手術室を行ったり来りしていました。いつも金曜日の午後に診て下さる稲垣先生とは待ち合い室で顔をあわせて挨拶をしたものの、手術室に行ってしまってなかなか外来には戻ってきませんでした。特にお腹が痛いわけでもない、来週でもいいんだ、今日は帰ろうかな・・・そう考えていたら、手術してくださった大橋先生が手術着のまま外来に降りてきました。

私の診察の番が回ってきました。3ヶ月振りの生理の様子を話したところ、内診することになりました。子宮や卵巣は現在悪い様子は無いとのことでした。でも、内診を受ける度に痛くて堪らないと話すと、意外なことを先生はおっしゃったのです。

出産時に産道になるところ・・・つまり膣ですが、ここに引き攣れがあり、萎縮を起こしているとのことでした。これは腹痛が起こった平成7年から次第に強くなっていたものです。エコー検査のプローブを挿入して動かされると、子宮近くの、深部も痛むのですが、先生は取り敢えず奥の方ではない所の萎縮を手術で切開してみてはどうかと仰ったのです。__もしもこれでも飛び上がるほどの痛みが治まらなければ、奥の方を開腹で手術することになるけれど、痛みがない生活をしたいって、堀江さん言っていたよね。だから、簡単なことからやってみましょう・・・__まさかの展開に私はとても驚きました。でも、この手術だけなら開腹手術の必要がないこと、入院もほとんど必要ないこと、レーザーメスでの手術をすること等を聞いて、私も気持ちが大きく傾きました。特に、先生が手術室にすぐに連絡を入れてくれてスケジュールを確認し、自分がまた執刀するからと仰ってくださったので、私も思い切ってお任せすることにしました。私のスケジュールがなかなか空けられなくて、結局御用納めの日、12月28日に予約を入れました。ただ、婦人科の手術日ではないので、緊急に大きなオペが入ったら別の日になるかも知れないとのことでした。私は一つでも物事が前に進むような気がしてきました。


病院から帰る足で、婦人科の病気の本が新しく出ていないかと思い、本屋に入りました。それは新しい出版物ではなかったようですが、「ドキュメント 子宮内膜症」(中山あゆみ著 法研 ISBN4-87954-140-0)が、目に止り買ってきました。薬を使ってからの副作用の様子が私と似ている、と思って読み始めました。自分の症状や医者との関わり方、手術決意までのドラマ、婦人病への偏見を世に問う姿勢などが自分の気持ちに重なり、あっという間に読み終えました。医療系の日刊誌の記者だっただけに、話は面白いが、あくまでも冷静に医師や病院を観察する目があります。腹を括ってこの体験を本にしようというところも気に入りました。お近くの書店にあったら、是非ご一読を。







20 ひどい風邪をひく12月5日

下は私がひどい風邪をひいて、寝込んでいた間、コンピュータに直接向かって文を作ることができなかったので、寝床の中で鉛筆で休み休み書いたものです。寝ながら時間をかけて書いたので、高校生の作文のような私としては恥ずかしい文体になってしまいました(冷静になると、とっても恥ずかしいです)。でも敢えて文体をいつも通りのものに直さないでここに載せることにしました。この文体に何となくこの時の「気分」がよく表れているような気がしますので。読みづらい点、ご勘弁くださいね。


■今日は熱が出て、珍しく横になりながら休み休み鉛筆でこの原稿を書いている。私はどんな時でも、ほとんどコンピュータに向かって直接文を入れていくので、こうやって手書きで文を書くことがほとんどない。でも今日は寒気と頭痛で座っていたくないのだ。

■先週ずっと頭が痛かった。熱は微熱程度、少し高めというところだったが、自分では大したことはないと思っていた。喉の痛みや軽い咳もそれほど気にならなかった。ところが今週に入ってから、朝から37度4〜6分台の発熱。午後になると38度位に熱が上がってくる。座っているだけで息は荒くなるし、頭もガンガン痛くなる。少し動くと胃が踊る。舌の表面は真っ白だし、耳も少し痛い。頓服を飲んで、一気に汗をかいてよくなったようでも、まだ風邪が治まらず、こうしてじっと寝ている。病院では私よりも症状の重そうな人たちがたくさんいて、インフルエンザだと言っていた。

■昨日も今日も考えたのだが、本当に世の中には風邪をひかない丈夫な人もいれば、風邪ばかりひいている私のような人もいる。風邪もひかない丈夫な人の代表は私の夫だ。夫は健康な人で、寒さにも強いしたいていの風邪の前触れはお酒を飲んで寝てしまうと治ってしまう。本当にうらやましいと思う。私もナサニールを使っていた間は風邪を1度もひかなかった。正確に言うと、「咳がまったく出なかった」のだ。いろいろな副作用があったものの、つくづく「薬が効いていた間は元気だったなぁ」と思っている。


      
■私は中学生の頃からひどい頭痛が始まり、高校生になって突然ひどいめまいの発作が起きるようになった。夜中に眠っていて、急に自分の頭がどちらを向いているのか、体が横になっているのか縦になっているのか判らないという感覚になったのが始まりだった。みるみる目が回り、目を開けても閉じていてもめまいが治まらなかった。それから肩がコチコチに凝って、ひどい頭痛と吐き気がきた。この状態は何時間も続き、ひどい時は丸1日このままだった。だから家族に肩を揉んでもらい、「ケロリン」という苦いがよく効く鎮痛剤を飲み、体を動かさずにじっと横になっている。そうすると半日位でよくなってくる。20年も前の当時は、私の家にはめまいのことが詳しくのっている医学書もなく、学校で友だちや先生に話しても、誰もめまいがそんなに続くような人がいなかったのだ。後で「前庭障害」と病院で言われたのだが、前庭障害は治るのか・前庭障害の人は皆このようなひどい発作が起きるのか等の詳しいことは私には分からなかった。せめてもの救いは、この発作は年に1〜2回しか起きなかったことと、学校に行っている時間帯にはこの発作が起こったことがなかったことだ。

■年に1〜2回程度とは言え、あのひどい発作が10年以上も続いたのに、結婚してから突然めまいの発作は起きなくなってしまった。最後の発作は結婚する1週間前におきたものだった。ある日突然ぴたりと止んでしまったのが不思議だ。特に治療もしなかったので、「体質が変わった」とか「こういう体質だ」と、体質のせいだと考えるべきなのか?

■腹痛が始まったのは結婚してすぐだった。まるで「めまい」と入れ替わったかのようだ。腹痛も、ただ痛みが無くなるまでじっと横になって我慢するしかなかった。だんだん痛みはひどくなり、転げ回って泣きながら「痛いよ、助けて」と声に出すと何とか我慢できる痛みだった。今回の熱も寝て我慢している。

■でもちょっと考えてみると、ネットもあるし本もいろいろあるのに何故私は病気になると、ただ寝ているだけなのか?ネットを始めて、とても自分の世界が広がったと実感する時は、自分の知りたいことや関心のあることをとりあげているサイトを見つけた時だ。さらにそのネットからネットワークを広げ、いろいろな人と話ができるのだ。何故病気というと私はいつも寝て我慢してばかりだったのだろう。もっと積極的に病気と関わろうと思ってこのページを作ったけれど、まだまだ本当の意味で積極的とは言い難かった。この数日間のうちに突然、病気の自助グループに入りたいと思えたのだ。子宮内膜症にかかっている・かかったことがある人のグループに入ろう__今週寝ていて、強くそう思った。卵巣出血についても、同じ病気を経験したことのある人たちがいるはずだ。(12月4日(金)書く)






21 意外な展開12月26日

12月28日に予定していた手術の術前検診に行きました。1月も前から予約をいれていたので、ご用納めの28日は仕事を休むため、25日までに全ての仕事が一段落するようにスケジュールをたてていました。また、管理職にも手術をすることを話しておきましたし、職場の人や仲のいい人たちにも手術すると連絡していました。

ところが、術前検診で、先生が「うーん、手術しても効果が薄いかも知れません。あまり積極的に勧めたくなくなりました」とおっしゃるのです。ガーン! 私は「どうしよう。みんなに『28日に手術になりました』って言っちゃった。手術はやっぱり止めることになったなんて、今さら言えないよ〜」と咄嗟に考えてしまいました。本当に愚かですよね(←ほんと、私ってバカです。みんな大人なんだから、叱られたりするわけでもないのにぃ!)。

先生がおっしゃるには、前回そこを手術すれば少し痛みが取れると判断したけれど、術前検診で細かいことを調べていくうちに、この部分は手術しないで様子を見る方がよさそうだと思えてきたそうです。

『痛みのない生活』を望んでいる私でしたが、1ヶ月も前から予約をして手術を待つのが辛かったのは確かです。歯が痛くて歯医者さんに予約を入れても、いざとなると腰が引けるのと同じだと思うのですが、本当に予約を入れてからの1ヶ月は「手術日が来てしまうのが怖い」と思う自分と「手術さえすれば良い方向に向かう」と冷静に考えている自分がいました。だからキャンセルになってガッカリ半分、ほっとしたのが半分といったところでしょうか。 取り敢えず、このページを読んで下さっている方にご報告いたします。

働きながら病気を治療している方が予約で手術するとなったら、やはり私のように仕事を前倒ししておくことでしょう。でもどうしても100%職場に迷惑をかけないわけがないので、職場の人たちに手術のことを話すと思うのですが、今回の私のように手術がキャンセルになってしまったら。。。また多くの人たちに説明しなくてはならなくて、ちょっと大変ですよね。今、私はその「大変」なことをしているところなんです・・・。お見舞い等をいただく前だったのがせめてもの救いでした。

10日ほど前、クシャミをした拍子に下腹が『ピキッ!』と鳴ったような気がしました_まずい!_冷や汗がでました (*O*;;;;;;

さらに3日ほど前からは少し下腹が痛くなってきました。これはしょっちゅうではないので、少し様子を見てみます。さらに痛みが強くなるようなら、先生にナサニール再開をおねがいしようと思います。






22 また腹痛が始まった1月3日

この年末年始はまた腹痛でひどい目にあっています。12月30日、生理周期の24日目だったのですが、ひどい腹痛が起こりました。その1週間ほど前から少し腹痛があったのですが、イブを飲めば痛みも和らぐ程度でした。でも、痛みがすぐにぶり返し、1日に何度もイブを飲まないといけないような状況でした。

12月30日から始まって今も続く腹痛は、やはり水下痢を伴っています。29日にお腹がパンパンに膨れて、便秘になってしまったのですが、30日はいつも通り、猛烈な下痢をおこしました。痛む箇所は最初は特定できませんでした。右が痛いと思っていると、次は左側が痛むという感じでした。しかし、次第にお臍の右横と右斜め下の辺りがとても痛いのがわかってきました。胴体の向きを急に変えるとキリキリとお臍の右斜め下が特に痛みます。どのような格好をすると痛むのかというと、体の右側を下にして横向きになっても、反対に左側を下にして横向きになても、仰向けでも痛いのです。また座っている時も姿勢よくしていると耐えられない痛みがきます。床に脚を投げ出して、両手を少し体の後ろについて、体を仰け反らせるように座るのが一番楽なので、座椅子を買おうかと思っています。ただ、今回の一連の腹痛は、手術前と平成10年5月6月にあった腹痛と違い、転げ回ったり「痛い!痛い!」と大声を出さなければならないようなものではありません。

胃は正常で、食欲があります。でも食事をし始めると途端に下腹がキリキリ痛みだします。また、お茶などを飲んでいても湯飲み茶わん1杯飲み終わる前に下腹が痛くなってきます。これは飲んだり食べたりしたものが下腹の痛い箇所を圧迫するからなのでしょうか? それにしても、あまり飲み食いしないうちから腹痛が起きるのが悔しいです。

そしてカナシイことに、私のお腹にはかなり肉がついています。感覚としては、この肉が私のお腹の痛いところを圧迫するから、余計に痛くなるという感じです。でも、ダイエットしても、前回開腹手術を受けた時でさえこのお腹の肉は無くなりませんでした。それどころか、お腹が痛くなるたびに腹部が異様にせり出すのですが、そのせり出した分が消えないでお腹に付いているような感じがします。楽な姿勢で「このお腹が悪い!」と自分のお腹を触っていたら、お臍の右5〜6センチ位のところが固くなっているのを見つけてしまいました。

これを書いている現在、生理周期の2日目なのですが、これは普通によく言われる「排卵痛・生理痛」なのでしょうか? 確かに生理の10日位前から体調不良が続いていますし、昨日から腰痛もしてきました。もしもそうなら、取りあえず生理周期3日目、つまり明日は腹痛も治まってくるのでしょうか。

最近困ったことが一つあります。この数日間、以前はよく効いていた痛み止めのボルタレン錠が効かなくなってきたことです。効いたとしても2時間位なので、いっそのこと1錠ずつの処方の薬を2錠飲んでしまおうかと思ってしまうほどです。ボルタレンが効かないとなると、家にある鎮痛剤は全く効かないということです。明日は病院はとても込み合うと思うので、明後日病院に行ってもっとよく効く鎮痛剤を処方してもらおうと思います。






23 腸が痛いのか?1月5日

12月末から1月3日にかけて起きた腹痛の後、1月4日(月)午前中に病院に行きました。本当は金曜日の午後まで待って、いつもの主治医に診てもらいたかったのですが、痛み止めのボルタレンが底を尽き、もう背に腹はかえられないという気がして病院に出かけました。

これまでの腹痛と違い、痛い痛いと騒ぎながら転げ回るような激しい痛みではないけれど、排卵日から生理が終わるまでの実に2週間近くも腹痛が続いたこと、それから、生理痛が以前よりもひどくなったことなど、とても気になることがあったので、先生に聞いてみたかったのです。ナサニールで治療した後の生理痛がこんなにひどくなることは、よくあることなのでしょうか。そんなことを、どの先生に診てもらうとしても、ざっくばらんに聞いてみようと思いました。


大混雑を覚悟してでかけたのですが、思いのほか婦人科はすいていました。20分も待たずに中の待ち合い室に呼ばれました。私は執刀してくださった大橋先生に診てもらうことになりました。今回の腹痛と水状の下痢のことを先生に話すと、早速内診室に通されました。プローブを挿入してエコーの画像を見たり、別の器具を入れてお腹を押しながら子宮を見たりしているようでした。その後内診した結果を聞くために、診察室に戻りました。すると、先生がおっしゃるには「子宮も卵巣も異常がない」とのことです。下痢はある種の腸炎が原因かもしれない・・・そのようなことを言われました。「えっ?腸炎??」と、私は思わず大声で先生に聞き返してしまいました。悪気はなかったのですが、とにかく思ってもみなかったことなので、声が大きくなってしまいました。明らかに先生は気分を害したようでした___先生の貧乏ゆすりが激しくなってきました___きっと私の声はとっても素頓狂な感じがしたのでしょう。私は一度、『急性大腸炎』というのに罹ったことがありました。その時は頭痛・吐き気・嘔吐・寒気・発熱・ふるえ・水下痢・腹痛と、それはそれは多岐にわたる症状がでたのです。だから腸炎だとは思えなかったわけです。(これは腸炎なんかじゃない。困ったー)という気持がグルグル渦巻きました。先生も落ち着かれたのか、少し優しくなって、「これは腸が悪いのかもしれないよ。手術もしたし、可能性はあるんですよ」とおっしゃいました。


後で考えてみたら、一時期よく話題に登った『過敏性大腸炎』も「腸炎」の一種です。何も「腸炎」と聞いて、頭から変だと思う方がおかしかったのですが、とにかく『腸炎』=『急性大腸炎』と頭に閃いてしまったものですから、先生には申し訳なかったと反省しております。


でも。。。「便を培養しましょう」と言われたので、(うーん、家で便を採って、また病院に持ってくるのは結構大変だ)と思った私は「来週の金曜日まで病院に来られないかもしれないので、ちょっと無理です」と答えました。すると、「来週の金曜日には結果が出ていますよ」。。。えっ?? どういうこと??? 答えが分からぬままポカンとしていたら、「ここで便を採れるんですよ」とのことでした。 えっ????? 謎は深まるばかり。。。「(便培養を)やりますね?」と聞かれて、一応「お願いします」と答えたら。。。 「ベッドに横向きになって足を曲げて寝てください」。。。そうしたら。。。グリグリグリ(何かを挿入される)。。。きゃ〜〜。。。「終わりました」。。。ゼイゼイ。。。それはそれは大層痛いものでした。家に帰って痛い検査についてダンナに話したら、いつもは同情して聞いてくれるダンナは、今回に限ってきゃぁきゃぁ言って(?)喜んで聞いていました。






24 腸に病巣がある?1月22日

今日はいつも通り、主治医の稲垣先生の外来に行ってきました。前回の腹痛と水下痢のことを話しました。また、ナサニールを止めてから生理痛がひどくなったことも話してみました。先生はうんうんと頷きながら、私の話を聞いていました。

まるで、あらかじめ私に話すことを考えていたかのように、先生が一気に話し始めました。「もしかしたら腸の内側に内膜症の病巣があるかもしれないですね。画像を見る限り、子宮も卵巣もきれいなんですよ。婦人科だけでは手が届かない所に病巣がある人もいるんです。外科の患者さんで腸に内膜症の病巣があったという人がいたんですが、どうもその人の症例に似ているかもしれないです」__そうだ。今まで『水下痢』のことを訴えていた私ですが、この病院では何故か腸の検査を受けたことがなかったのでした。昨年、食道から胃までのCTは撮ったものの、腸は検査していませんでした。腸を検査してみて、何か分かったらそれが一番いいことだし、腸がシロでもそれは大変なことにならなくていいことです。ただ、先生は慌ててこう付け加えました__「もしかしたら、腸が狭窄を起こしていて便が通り難くなっているから腹痛がおきるのかもしれないし、癒着があっても痛いはずですから。。。あんまり悪く考えないでくださいよ」

婦人科外来の看護婦さんに外科外来の診察日を教えてもらったら、都合のいいことに、婦人科に来ている金曜日の午後も受診できることがわかりました。これなら外科と婦人科の2科受診ができるねと言われて、とてもほっとしました。

先生は外科の先生に検査依頼を書いて下さいました。書き出しは「いつもお世話になっております」で始まっていました。先生にしては丁寧な文字(失礼!)でした。「痛いのは嫌ですよね。結果はどうでも、これで痛みの原因が何か分かるといいですね」と言ってもらえて、私はとても嬉しく思いました。診察が終わって診察室を出る私に、先生と看護婦さんが「お大事に」と言って頭を深々下げていたのにも何だか涙が出そうな気がしました。先生に外科に送り出されていく。。。怖い気がするけれど、決して嫌な気持ではない。。。それが正直な気持でした。

ただ、ダンナには何と話そうかと考えてしまいました。結婚以来、私の苦しむ姿ばかり見ていましたが、「外科にかかる」と言ったらきっとダンナは驚くはずです。キャンセルになってしまった手術を受けると決めてきた時も、相当ショックだったようですから。外科は手術だけをする科ではないのですが、絶対に驚くだろうと心配になりました。腸だとすると、検査も時間が制約されて午前中になるはずだし、ダンナに付いてきてもらう必要もあるかもしれない。しかも重要なことが腸の検査で分かったら。。。悶々としているうちに車は家に着き、ダンナもその後すぐに帰ってきてしまいました。でも、心配は杞憂に終わりました。ダンナは動じませんでした。ただ、やっぱり心配そうでしたけれど。






25 外科に行きました2月3日

1月31日からまた水下痢と腹痛が始まりました。お腹がさらに大きく前にせり出し、普通に座っているとお腹が圧迫されて、痛さが増します。排卵日の辺りに腹痛が起きなかったので、今月はもう腹痛は来ないと安心し切っていたので、何だか自分のお腹に裏切られた気持がします。私は28日型の生理周期で、ほとんどそれが狂わないのですが、今回は前回の生理との間に32日ありました。今回の腹痛と水下痢は生理周期の30日目、1月31日から始まりました。そして2月3日現在もまだ腹痛が治まらなく、ボルタレン25mg錠を飲んでも2〜3時間しかもたなくて、1日の規定量3錠をもう午後3時位までには飲み終えてしまうのです。手足が冷たいのに、額には汗が滲んでいるという変な状況です。今日は1日のほとんどを横になって過ごしています。午前中はお腹や腰が痛くて切羽詰まっていましたが、今はお腹の痛みも小休止という感じです。これは、やっぱり『生理痛』なのでしょうか。。。 昔から生理は決して軽い方ではありませんでしたし、生理痛もある方でしたが、こんなにひどい痛さが生理が終わるまで続くのは、12月の生理の時からなのです。それにしても心配なのは、仕事に3日も穴を開けてしまったことです。誰かが休むと、他の人が自習監督に割り当てられるので、学校は大変なのです。私の持ち時間は多いので、本当に他の英語科の先生方に迷惑をかけていて、それを考えるととても辛いです。


2月2日(火)、何とか病院に出かけました。途中愛鷹パーキングエリアでトイレに行き、東名を下りた後もコンビニやガソリンスタンドに寄ってトイレに行き、いつもよりも時間をかけて病院に行きました。とにかく午前中に外科に行って、まだ体力が持つなら午後に婦人科に行かなければと思っていたので、取りあえず受診受付機には「外科・診察」と入力
しました。


外科はとにかく混んでいました。名前が呼ばれるまでの1時間半の間、4回もトイレに行きました。ここはシャワートイレのある病院なので(洋式トイレ全てがシャワートイレ)、病院まで来ることができれば気が楽です。病院まで来るのが大変なのですが。。。


やっと名前が呼ばれて、診察室に通されました。先生は婦人科のカルテと診察依頼書を黙って目を通しているところでした。しばらく無言の時があり、「お腹はだいぶ痛いんですか?まずは触診してみましょう」と先生から口を開かれました。ベッドに横になり、お腹を押したり聴診器でお腹の音を聞いたりしながら、「ここが痛いでしょう?」とお臍の斜め下を手のひら全体で押しながら、先生が聞いてきました。まさにその時痛かったのが、先生が押している箇所でした。「じゃぁ、済みませんけれど、腸の方を簡単に調べますよ」。。。エコーでもやるのかと思ったら、「ベッドに横向けに寝て、足をエビのように曲げてくださいね」。。。え〜っ、これは1月4日に婦人科でやったのと同じことをするんじゃぁないのか。。。予感は適中しました。。。しかも1回だけでなく、2回も! 2回目をする時に、先生が「もう一度しますよ」と声をかけてくださったのですが、あまりの痛さに「うぅぅぅ・・・」とうめき声
をあげてしまいました。


先生からいくつか可能性のあることを伺いました。
1. 神経過敏になっている。それプラス、直腸の粘膜が痛んでいるようだから、ちょっとした刺激でもひどい下痢を続けて起こすのかもしれない。1回お腹が緩くなって、排便するとそれが結腸や直腸への刺激になるのかもしれない。
2. 開腹手術をしたために、癒着が起きているかもしれない。
3. 大腸が狭窄を起こしているかもしれない。
4. 腸に子宮内膜症などの病巣があるかもしれない。
5. ある種の腸炎(でも、今回は違うでしょうとのことでした)



この日はもう、午後に婦人科に行く元気はありませんでした。検査の予約を13日に入れ、検査の説明を聞き、それが終わったのが12時を回っていました。検査の前日には特別なレトルト食品(低エネルギー・低繊維食)で食事を済ませ、3段階に分けて下剤で腸をカラにしてから検査に臨むそうです。

私の記録はここまでです。このあと、仕事を辞めて家で専業主婦となりました。気負わず、のんびり生活しているせいか、以前ほどは腹痛や水下痢に悩まされているわけではありません。しかし、生理は確実に重くなり、腹痛の起きる日数も増えています。現在は通院を止めているのでこの「腹痛日記」は更新されていません。もうしばらく家でのんびりしながら様子をみて、通院を開始し始めたらここを更新していくつもりです。(平成11年12月記)



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