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生山葵
わさびは日本原産でアブラナ科に属し多年草の根菜です。 渓流のほとりで栽培され地下茎は円柱状で葉柄とともに強い辛味を有し葉は心臓形(徳川家の家紋である三つ葉葵)をしています。早春(1月後半から3月前半)に白い十字花で小さくかわいい花を咲かせます。
野生の山葵は全国的に自生していますが。栽培山葵の発祥の地は静岡県の有東木(うとぎ)であると言われています。のちに板垣勘四郎と言う人が伊豆へ持ってきて栽培が始まり 今では伊豆が日本一の生産地となっています。特に天城山の山懐に抱かれた中伊豆の山葵は高級食材として有名です。
江戸幕府は山葵を(走り物)と言う制限品目にしました。走り物とは幕府の許可が無ければ栽培と売買が出来ませんでした。八代将軍吉宗の時代幕府における御買上品の産地を指定した中に山葵は伊豆国地蔵堂最寄とあり この地名は今の静岡県伊豆市地蔵堂です。 江戸時代の中期以降は庶民のなじみとなり刺し身はもとよりそばの薬味として使われたようです。
近年では山葵の機能性成分(効能・薬効)に対する研究が盛んになっています。 山葵は古くから刺し身とともに食され、魚介類の生臭さを消す香辛料としてばかりでなく毒消し効果も注目されて来ましたが、最近の研究では辛味成分であるアリルからし油に、病原生大腸菌O−157や腸炎ビブリオ菌など食中毒を起こす細菌の増殖を制御する抗菌作用の他坑がん作用・抗虫作用・抗かび作用及び血液凝固を防ぎ血栓予防作用など色々な機能のある事が分かっています。 またビタミンC・カルシウムなども多く含まれた、健康に良い自然食品です。
利用方法
 お刺し身・お寿司・そばの薬味の他、山葵はマヨネーズ・バターなどと相性が良く、和風ステーキ・サラダ・サンドイッチなど洋風料理に良くあいます。 お餅をつくときに生山葵をすりおろして入れてつくとお餅はいつまでも柔らかくカビないと言われます。
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